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さらに完全な幕屋 [ラルフ師] [礼拝メッセージ]



ヘブル 9:1~12 より

わたしたちは今日、ここでの最後の賛美を捧げました。

全世界の救い主キリストはイスラエルで生まれ
イスラエルで育ち、イスラエル人として暮らした。
イスラエルの首都はエルサレム、
そこには大切な神殿があり、大切な祭司がいた。
イスラエルの人々の信仰生活の中心だった。
キリストがイスラエルで生まれた頃、
イスラエルはローマ帝国に支配されていた。
多くのイスラエル人たちは不満を持っていた。
ローマ人を追い出そうとしていた。

イエス様が民の前で教え始めた頃、
よく「神の御国」と言うので、
イスラエル人はイエス様がローマ帝国に
反逆しようと思っているのだと誤解した。
イエスさまはその誤解を正そうと、
御国について語ったが、理解できない人も多かった。
そしてキリストご自身が神の捧げもの、
神殿の犠牲の成就となり、古い犠牲はいらなくなった。
その出来事はAD30年頃と言われている。

イスラエルの人々で、キリストを信じた人たちは、
その後もエルサレムの神殿の礼拝をつづけた。
長い歴史のゆえに、「神を礼拝すること」
イコール「エルサレムの神殿」であったのだ。
紀元後60年ごろ、愛国心的なイスラエル人は
ローマ帝国に反逆したが、クリスチャンは争いに
参加せず遠くへ逃げた。
しかし、いつかまたエルサレムに戻り、
神殿で礼拝できる事を望んでいた。
しかしAD70年、ローマ軍はエルサレムの神殿を壊した。
逃げたクリスチャンたちはひどく落胆した。
もう2度とあの尊い場所で礼拝できなくなった。
なぜ神はこんなひどい事を?・・・と。
そこで、ひとりのクリスチャンの指導者は信者に手紙を書いた。
それが「ヘブル人への手紙」

古い神殿が壊されるのを神が赦したのは、
次のステップを用意してくださったからだった。
次のステップはキリストが現れた事により、もう成就された。
この著者はこういう事を信者たちに伝えたかった。

今日、神は、同じような事を畑沢教会の
皆さんに伝えたいのだと思う。
いままで礼拝の場所として27年間はすばらしかった。
新しい礼拝堂はさらにすばらしいところになるでしょう。
12月から新しい礼拝堂に入ってから、
また神様の新しい働きを期待しましょう。
そしてその前にこの古い礼拝堂の働きを感謝しましょう。

私たちはここで賛美したり、罪の赦しを受けたり、
聖餐式を受けたり、交わりをしたり、
洗礼を受けたり、しました。

今日はこの古い会堂の思い出を何人かの
教会員に語っていただきましょう。
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