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イエスが命じられた宣教 [菅谷庄一郎師] [礼拝メッセージ]





◆ マタイ28章16~20節 より

私は、2008年に一度こちらの教会に来た事があります。
今回、新しい会堂になっており、本当に神様に感謝です。

皆さんが神様だったら、自分の元を離れて好き勝手にしている人類を
救うために何をしますか?
いろいろな言語で訳された聖書を降らせる?
テレビ番組をすべて福音を伝えるものにする?

神様の方法は実にユニークでした。
まずアブラハムを選び、イスラエル民族を誕生させ、そのイスラエル民族を
他の民族の敷石に用いようとしました。
しかしイスラエル民族は後半、神様から離れ、神様の栄光を現す事が出来なくなりました。
そこで、神の子、キリストを送りました。
イエス様は12人の弟子を選び、訓練し、世界に伝えようとしました。
この聖書箇所では、イスカリオテのユダを除く11人になっています。
宣教というのはキリストの権威のもとにある働きです。
世界を見つめると、長い時間をかけ、さまざまな宗教を信じている方々がいます。
そのような方たちに、キリストを述べ伝えるのは余計なおせっかいでしょうか?
この世界は、もともと、三位一体の神様が造ってくださり、
今も守り導いてくださっているのです。
でも神様から離れてしまった人類には、罪によってそのような神様が解らなくなっています。
私たちクリスチャンは、私たちの罪を負って十字架にかかってくださったイエス様を
伝えていく使命があります。
私たちが神様の御心に従って生活して行くなら、
おのずから福音を人々に伝えたくなるのではないでしょうか。

また、宣教とは教会を形成する働きです。
宣教と言うと、不特定多数の人に出来るだけ早く伝えるべきものという
イメージを持ちやすいと思います。
集会や、ネットを用いるのもよい事で、やるべきだと思いますが、
それがすべてではありません。
イエス様は、早く広めなさいと言っているのではなく、
キリストに従う弟子を作りなさいと言っています。
イエス様の弟子になると言うのは、イエス様の教えに従う、
卒業のない学校の一員になることで、今までと違った価値観を持って生き続ける、
イエス様に生涯従っていくと言う事です。
そのためにはトラクトやインターネットだけでは十分ではありません。
聖書をじっくり学んだり、クリスチャンと交わったり、礼拝をささげたりする場所が必要です。

イエス様の弟子が生み出されるためには教会が必要です。
教会の働きは、バプテスマを授ける事、イエス様が命じていたすべての事を、
知るだけではなく、 守るように教えること。

私たちは一人では弱いです。
イエス様の教えを守るためには、互いに祈りあい、励まし合い、
告白する場所、すなわち教会、が必要です。
あらゆる国の人に伝える事も望んでおられます。
これらの事をまとめると、イエス様の命令は、世界中に教会を形成しなさい
という事ではないでしょうか。

宣教とは、イエス様と共にする働きです。
イエス様は、世の終わりまで教会から離れることはないと約束してくださっています。
いまここにも、見えませんが主が臨在してくださっています。
イエス様がいてくださると言う事は、困難がなくなると言う事ではなく、
イエス様が共にいて嘆き、悲しんでくださると言う事ではないでしょうか。

イエス様は、ただ苦しませる方ではなく、祈りや嘆きを聞いてくださる、
そして答えてくださる神様です。
イエス様を知らずにほろびに向かっている人たちに対して、
一方的な恵みによって救われた私たちが述べ伝える、
ということを常に覚えておくべきでしょう。
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