み霊によって歩みなさい ② [ラルフ師]

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～①のつづき～

神は愛です、ということばは多くのクリスチャンが覚えています。
神様と繋がっていれば、私たちは愛することができます。
神様を愛し、そしてお互いに愛しあえます。

人を「愛する」ことは、人が「好き」、というのと少し違います。
好き嫌いは誰にでもあります。
何が好き、何が嫌いということに、多くの場合、その理由はなく
（たとえば食べ物の好き嫌いなど）、なぜ好きか、
なぜ嫌いかを言うことは難しいですね。
人についても同じで、誰が好き、あるいは誰とならうまくゆく、
ということがあり、また逆に誰とは努力してもあまりうまくゆかない、
とういことがありますが、なぜかと聞かれると答えるのが難しく、
説明しにくいです。

この好き嫌い自体は、罪ではありません。
しかし、うまくゆかない人を無視したり、悪い態度で接したり、
あるいは悪口を言えば、これは神様の前に罪です。
神様の愛は、好き嫌いによるものではなく、決心によるものです。
神様と繋がっていたら、あまり好きでない人のために祈れるし、
親切にもできます。これがクリスチャンの愛で、御霊の実の「愛」です。

神様と繋がっていたら喜びがあります。
「幸せ」は、状況によって変わる一時的なもので、
落胆に負けてしまいますが、「喜び」は変わらないものです。
パウロは刑務所に入れられていましたが、刑務所の中から
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」
と書きました。
彼は神様に繋がっていたから、状況は悪く、幸せではなかったですが、
喜びを持っていました。
事情や状況にかかわらず、神様に繋がっていたら
喜ぶことができるのです。

イエスは、私たちに平安（平和も聖書の中では同じ単語）を
約束してくださいました。

今年ロンドンなど大都市で暴動がありました。
たまっていた憎しみが爆発してしまったのです。
私たちも神様と繋がっていなければ、ときどき心の中が、
この暴動と同じような状態になります。
霊的な暴動です。
しかし、神様と繋がれば、私たちの心に平安を
取り戻す事ができます。
御霊の実としての平安を得ることができます。
神様の平安があると、将来についての自信が持てます。
この世にいる時だけでなく、この世を去ってからの自信も
得られるのです。
世が与える平安とは異なる、もっと深い平安を神様は与えてくださいます。

みなさんも神様と繋がって、愛、喜び、平安をいただきましょう。


※畑沢教会は会堂改築の為、現在下記のチャペルを借りて
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