思い煩うな [金井兄] [礼拝メッセージ]
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★ ピリピ4:6~7 より
神様の「救いの車」に乗せていただいている私たちだが、すべてを神様に委ねることが
なかなかできず、思い煩いという荷を下ろせずに生活している。
今日のみことばの中で、神様は思い煩うことをせずに、すべてを神様にお話しし
祈ることで、神様の平安が私たちを守ってくださると約束してくださっている。
しかし、私たちは何か不安があると、ついついそれを悪い方に考えて、
思い煩いをやめることがなかなかできないでいる。
そのような私たちに、神様は次のみことばも与えて下さる。
ピリピ1:6 あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が
来るまでにそれを完成させてくださることを私は堅く信じているのです。
このみことばは、次の二つの点で、思い煩うことをやめられない私たちへの
大きな慰めになる。
一つは、良い働きを始められたのは神様で、神様なしには、
私たちの中に
良い働きは始められなかったということだ。
すべての良いことは神様からいただいており、思い煩う生活の中でも
私たちは他のもっと良いものを、日々刻々、神様からいただいている
その多くの良い働きの中に、少し思い煩いが入っているだけだ、と思うことができる。
もう一つは、神様はその良い働きを必ず完成してくださる、ということだ。
神様のなさることは、すべて私たちにとって益となる、ということも約束されている(ローマ8:28)。
私たちは、このような神様の約束にもっと目を開かれるべきである。
結婚や、就職というような、人間同士の約束によって、私たちはしばしば喜んでいる。
神様の約束はもっと、確実なものである。
神様の約束を信じることで、思い煩いを越えた、大きな喜びの中で生活することができるようになる。
もちろん、この喜びによって、思い煩いがなくなるわけではなく
問題が急に解消されるわけではない。
しかし、絶望的に見える苦しい状況も、良い働きを始め、それを完成されるお方の計画の中にある。
日曜日の礼拝に出席することも、思い煩いと戦うための大切な方法である。
礼拝の中で、神様の良い働きについて多くのメッセージがあり、
神様が私たちに与えてくださる恵みについて、私たちが気づく良い機会となる。
また、祈りの機会、兄弟姉妹と自分の思い煩いを分かち合い
祈りあう機会として、
もっと礼拝に期待して良い。
神様の約束を信じ、思い煩いを越えた、
大きな喜びの中で生活してゆけるようにと願う。
★以下参照文書★
ピリピ4:6-7 何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと
願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いとを
キリスト・イエスにあって守ってくれます。(新改訳)
どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。(新共同訳)
何事をも思い煩うな。(文語訳)
<主題>
1.罪の赦しと同じように、思い煩いも神様にゆだねる。そうすれば平安がある。
2.「良い働き」を始められたのは神様で、もともと私たちの中に「良い働き」はなかった。
その神様の良い働きを感謝するとともに、その良い働きを神様は必ず完成される、
という神様の約束を喜ぼう。
3.私たちは、しばしば人間どうしの約束を基に喜んでいる。
もっと確かな、神様の約束を基に喜び、思い煩いを越えた喜びの中で、生活を送りたい。
2コリント1:9 ほんとうに、自分の心の中で死を覚悟しました。
これは、もはや自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした。
ピリピ1:6 あなたがたのうちに、良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が
来るまでにそれを完成させてくださることを、私は堅く信じているのです。
ローマ8:28 神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
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